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北九州の結婚式の費用相場
北九州で結婚式を挙げる際に一体いくらかかるのか、費用の相場を調べてみました。ホテル、レストラン、ゲストハウス、専門式場などの会場別に結婚式の費用相場を解説します。
九州地区の結婚式の平均費用は、382.7万円
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ」によると、結婚式費用の総額は全国平均で約354.9万円なのだそう。招待人数の平均は約66.3人です。招待客1人あたりに掛ける金額が年々増加し、ゲストに対するおもてなし志向が強まっているようです。
九州地方に限定すると、平均費用はさらにあがって382.7万円、招待人数は90.1人が平均です。
(参考URL:結婚トレンド調査2019 報告書(九州)(https://souken.zexy.net/data/trend2019/XY_MT19_report_15kyushu.pdf)
ちなみに、ここでいう総額とは挙式・披露宴の費用。婚約記念品や婚約指輪、結婚指輪、二次会、新婚旅行、新生活費などは含んでいません。地味婚が流行っているといわれていますが、九州地方では結婚式費用は全国平均より高め。結婚式を行うならば徹底してこだわって、お金をかける派が多いようです。
挙式会場によって予算は変わる
会場別の費用を見た場合、
- 一般の結婚式会場では平均399万円
- ホテルウェディングは平均382万円
- ゲストハウスウェディングは平均414万円
- レストランウェディングは平均304万円
といわれています。ゲストハウスウェディングは貸切りタイプのため、1日に1~2組しかできないこともあり、他の施設に比べると値段がどうしても上がってしまいます。
しかし、貸切りだからこそプライベート感が味わえ、ゆったりと式を挙げられるというメリットもあります。また、チャペルで挙式のみ挙げる場合には平均27万円、神社や仏閣で挙式のみ挙げる場合には平均10万円が目安とされています。
年代別でも結婚式費用の平均は変わる
地域や式場による違いの他、結婚式費用にかかる費用の平均はカップルの年代によっても違いがあります。それでは、妻の年代別のアンケート結果を見ていきましょう。
- 24歳以下 377.5万円
- 25~29歳 404.5万円
- 30〜34歳 356.4万円
- 35歳以上 297.8万円
このように、25~29歳が最も費用平均が高く、35歳以上が最も低いという結果が出ています。どうして年代によって結婚式費用の平均が変わるのでしょうか?
結婚式費用の平均が年代によって変わるのは、結婚式に対する考え方の違いが理由にあるようです。ここでは考え方の違いについて紹介します。
20代前半は、予算が少なく控えめな傾向
働き始めの人が多く、貯金もあまりありません。そのため、友人を招いて賑やかに結婚式を挙げたいと考えていても、予算の関係でゲスト人数や演出などを控えめにする傾向にあります。
少ない予算でも大きな結婚式を挙げたいと考える人の中には、ご祝儀や両親からの援助を利用する人もいます。
20代後半は、予算もありゲストを多く招待、豪勢な挙式
20代後半は先程の結果からもわかるように、結婚式費用の平均が一番高い年代です。この年代になると、収入も安定し貯蓄も貯まってきます。経済的に余裕があるため、友人や会社関係者などゲストを多く呼ぶ傾向にあります。
その他、結婚式の内容自体も費用をかけることが多いです。ある程度目が養われる年代であるため、ウェディングアイテムも質の良いものを選ぶ傾向にあります。
30代は、予算はありながらも厳選した挙式
多くのゲストを呼んで華やかな結婚式を挙げたいと考える20代に対し、30代になるとゲストの人数も絞り落ち着いた結婚式を挙げたいと考えるようになります。
そのため、経済的に余裕がある人が多いものの厳選した結婚式を行い、平均費用は他の年代よりも低い傾向にあります。このように年代によって結婚式への考え方や経済状況に違いがあります。そのため、結婚式費用の平均にも差が出てくるのです。
二次会にかける費用の平均は?
式場の収容人数や予算の関係で呼べなかった人を招くために、二次会を開催するカップルが多いです。会費制で二次会を行っているカップルが多いようですが、まず、2次会にかかる費用の内訳はこんな感じです。
- 会場費
- 食事代
- 新郎新婦ドレス・タキシード衣装代
- 余興にかかる備品
- 景品
- 司会や幹事に対する謝礼や費用
費用をいくらにするかというよりも会費はいくらにするか、新郎新婦の負担はどのくらいにするかを考えます。
男女によって会費に違いを付けるかというアンケートは半々に分かれており、それぞれの場合で二次会の会費平均に差が出ています。では、二次会に掛かる費用の平均はどれくらいなのでしょうか?
男女同額の場合の平均的な会費
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ」の調査によると男女別に二次会費用の差をつけない割合は40.9%。
- 費用平均は4,000円前後
男女別の場合の平均的な会費
- 男性の平均が4,200円
- 女性の平均が3,700円
会費を設定するときのポイント
二次会の平均的な会費を参考にした後は、実際に金額を設定するときのポイントについて見ていきましょう。
二次会では会場費、食事代、景品代など様々な費用がかかります。
しかし、それらの費用全てをそのまま会費で賄おうとするとゲストの負担が大きくなるため、参加人数が少なくなるかもしれませんし、参加してもらえても不満が出るかもしれません。
なるべく負担にならない会費設定にするため、景品代を新郎新婦で負担するなど工夫してください。
細かな小銭が必要になるような会費設定ではゲストが用意しにくくなります。結婚式の二次会では大きなお札しか用意していないことも多いので、なるべく1,000円単位でキリの良い設定にしましょう。
小銭が必要なくなると、おつりも払いやすいためスムーズに受付することができます。
アンケート結果にもあるように、半数の人が男女で会費に差を付けています。男女差を付ける場合の会費設定は、差を大きくしすぎないことがポイントです。
一般的な平均差額は500円~1,000円ほどです。食事量の違いからこのくらいの差額は納得されることが多いのですが、あまり差が大きくなると不公平になります。
二次会はゲストみんなが楽しめることが大切です。会費を設定するときには、ゲストが気持ちよく参加できることを考えて決めるようにしましょう。
結婚式の費用を抑えるポイントってどこ?
結婚式の後には新生活が待っています。新生活にもお金はいっぱいかかるもの。できれば結婚式の費用をおさえたいです。
そこで、費用を安くする方法をいくつか伝授します。
まず、ペーパーアイテムはできるだけ手作りにしましょう。インターネットを検索すれば、デザインのテンプレート素材を無料でダウンロードできるところもあります。オリジナリティを出せるし自分たちの気持ちを伝えることもできるので、ゲストにも喜んでもらえます♪
次に、集合写真など、焼き増しが必要な写真は外部業者を利用しましょう。今はインターネットでも写真の焼き増し注文ができますし、クオリティーも変わりません。データをもらって自分で手配するだけで節約になります。
また、結婚式を費用の安い日をねらって挙げるのも◎。友引や仏滅、赤口に割引設定されていたりオフシーズン割引があったりと、式場によって様々なプランが設けられています。こういうプランを使うとお得に式が挙げられます。
料理やドレス選びなど、先輩カップルに聞いた結婚式にお金をかけてよかったポイントをまとめています。
逆に費用をかける、こだわるべきモノとは?
ゲストがよく見てる「料理」や「引き出物」
結婚式でお金をかけるべきポイントは「料理」や「引き出物」だと答えるカップルが多いようです。料理や引き出物は、ゲストの方に喜んでいただける最大のポイント。ゲストの方から「良かったよ!」と一番褒めてもらいやすい項目でもあるようです。
先輩カップルの口コミによると、
- 「休日の貴重な時間とお金を使って来てくださる方々を1番に考えたかった。自分たちの衣裳などは二の次で、ゲストにお金を使って嫌な気分になる人はいないと思ったから。少しでも、結婚式に来てよかったと思ってもらいたかった」
- 「結婚式は、来てくれる両親やゲストへの感謝の場だと思っていたので、とにかく自己満足な結婚式にならないように気をつけました」
というように、ゲスト最優先の意見が多く見られました。先輩カップルの中でも一番こだわった人が多い「料理」。そこで、料理のどんな所にお金をかければいいのかを調べました。
式場を選ぶときにまずは「料理」を試食することから始まります。ほとんどの結婚式場で、ウェディングフェアは毎週のように開催されていて、そこでは料理の試食会も行われているので、味、品数、ボリュームを確認しましょう。
ゲストの年齢や顔ぶれを考慮して、さらに自分たちも納得できる味、品数、ボリュームの会場を選びましょう。
豪華さを演出するためには、メインをグレードアップするのも一つの手です。さらに、ゲストに小さいお子さんやアレルギーのある方がいないかチェックすることも大切。もちろん、会場にお願いして対応してもらえるのか、代替えはどういうメニューになるのかも確認しておくとよいでしょう。
ドリンクの種類の確認も忘れずに!幅広い年齢のゲストが来場される場合は特に、ドリンクの種類を豊富にそろえておくと喜ばれます。
また、デザートビュッフェやウェルカムドリンクなどの演出もゲストから喜ばれるポイント。デザートビュッフェでは、同時にお茶やコーヒー、フレーバーティーをサーブするとさらに楽しんでもらえます。スイーツ作りが得意ならば、手作りのスイーツを並べるのも素敵ですよね。料理に限ったことではありませんが、小さな心遣いをたくさんすることが結婚式を成功させるコツです。
会場のクオリティ・サービス
次に、「会場のクオリティ」。憧れの式を挙げるには、式場の雰囲気やロケーションは欠かせませんよね。
先輩カップルの口コミでは
- 「アットホームなパーティにしたかったのですが、安っぽくなるのは避けたかったので、会場の雰囲気にはこだわりました」
- 「挙式も付属施設ではなくきちんとした教会でしたかったので、会場とは別の教会で挙式しました」
- 「新郎新婦2人とも地方出身者だったので、東京で結婚式を挙げるなら、東京タワーが見られる場所がいい!と決めていました」
といった声が多くありました。カップルによってお金をかけるポイントは違うものの、共通しているのは「こだわるポイント」がはっきりしているということ。
まずは、自分たちがどこにこだわるかを決めて、ここぞというポイントに、とことんお金をかけるのが結婚式を成功させる秘訣かもしれませんね。
やっぱりドレス選びにこだわる花嫁さんも♪
予算を抑えるポイントにもなる衣装ですが、「一生写真として残るから」とこだわる人が多い部分でもあります。
憧れのデザイナーブランドやオーダーメードのドレスなど、気になるものを沢山試着して、納得がいくものを選ぶと良いでしょう。会場によっては、和装を数多く揃えているドレスサロンや全国何十店舗のドレスサロンと提携しているところもあります。
ウェディングドレスにこだわっている会場を選ぶと、よりお気に入りの衣装が見つかりやすいでしょう。
また、当日、思い通りの花嫁姿になるために、事前の打ち合わせとリハーサルメイクは欠かせません。思い通りの髪型、メイクになるようにヘアメイクの方としっかりと話し合いましょう。
ドレスだけにこだわっていると忘れがちなのがブーケ。ブーケもアクセサリーの一貫と考えて、ドレスに合ったもの、自分のイメージに合ったものをこだわって選ぶこともポイントです。
そして、忘れてはならないのが、肌が露出する部分のお手入れ。エステなどで事前のシェービングを行った方が美しく見えますよ。
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